■キラキラ女子?なにそれ美味しいの?
ストーリー
キラキラ女子は持って生まれたもの?
そんなことはない!
キラキラ女子には「なれる」んです。
そのために必要なのはキスすること。
幼馴染同士の女子大生。ひとりはある秘密を持っていた。
それはキスすると相手の「キラキラ」が自分のものになるということだった。
きっかけはほんの出来心だったのに、何かと彼女に触れる事が増え、気づけば彼女はバッサリとその艶めいた髪を切り落としていた。キスをして得た「キラキラ」は相手からは失われてしまう。申し訳ないと思いつつも、生まれるのは別の感情だった。
――「アキラがキラキラしているのを知っているのは私だけでいい」
キーワード
百合 大学生
サンプル
後書き(ネタバレあります)
漫画ってかくのむずかしいですね!
楽しいけど!
無事に初めての同人誌ができました。
キラキラした女の子が描きたいな~
ついでに軽率にちゅーしてくれないかな~
そうだ軽率にちゅーさせよう…という邪な考えの元に生まれたお話です。
(その割には口にしてないのでちょっと不完全燃焼感ありますが)
主人公のハナは最初は出来心、それからは独占欲。
大学生になる頃には最早日常と化してしまった「キス」ですが、日常が壊れると分かってしまうとその日常に自分が抜け出せないくらいに浸っていたことに気づいてしまいます。
アキラはアキラでその行為をスルーしている振りをしつつ、ハナが自分から離れない事に慢心していた節もあったのかもしれません。(居酒屋のシーンは盛り上がるハナと恵先輩に嫉妬して飲むペースが速くなってたりしました)
恵先輩のあたりは1本描けないかなって画策しています。ノリで出したシーンですけど語ろうとすると漫画を描きたくなってしまう…。
私にとっては頑張る女の子はみんなキラキラしてるのですが、恋をしてる女の子のかわいいことときたら。そういう所が描けていたらなと思います。
みんな素敵だなって思います!
全ての女性に幸あれ!
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後書きの後書き(ちょっと暗いです)
初めての同人誌かつ初めての漫画でした。
これまでに4コマ漫画やPixiv企画などでリレー形式の漫画を描いてはいたのですが、ちゃんと本になるようにひとりで漫画を描くのはとても難しいものだと改めて思った次第です。
漫画と言えるようなものを描き始めたのは大学生の時に参加したPixiv企画がきっかけでした。(小学生の頃にピカチュウが冒険する話をおえかきちょうに描いてたりはしましたが)それ以来、同人誌を描いてみたいとは思っていたのですが、いつの間にか大学院生になり実験と修論に追われ、社会人になってからは絵すらも描かなくなり、仕事をやめて転職しようと思った時には絵を描くどころではなくなっていました。
まあ精神的にも暗い時期ではあったので、死ぬ前に1冊本を描きたいと大仰な事を考えていたわけです。
いろいろあって男は平面でも考えたくねえという時期だったので、自分とは無縁な(いやお近づきになりたいのですが)キラキラした女の子を描けるお話がいいなあと思って考えたのがこのお話でした。まさにファンタジーの中の百合というところです。
描いててとっても楽しかったし、ちゃうねんもっと…こうやねん、こう!みたいなところはたくさんあるのですが、半年たって読み返しても顔がにやけてしまう大切な作品になりました。ありがたいことに見本誌を見てスペースにいらしてくださった某方に嬉しいお声掛けをいただいて、引き続き漫画を描いていこうと決心しました。帰りのニュートラムで感激して泣くのを我慢してたのがすでに懐かしいです。
そんなこんなで今は元気です。
まだまだいっぱい描きたいお話があるのでお付き合いいただけると嬉しいです。
ではではまた今度!